春なのに・・・ 春だから・・・・ ハンカチ必死の感動高校生 パート2
2009年 03月 14日
穏やかだと思ったら、急に突風が吹いたり
今は、雪が降っています・・・・・
そんな足元の悪い中でも、わざわざ隣町から
着物を着て、ご来店くださったお客様もいらっしゃいます
ありがたい事ですね。
昨日の ”春なのに・・・ 春だから・・・・ ハンカチ必死の感動高校生 パート1”に
続いて、今日はパート2をどうぞ
※パート1をご存知でない方は、先にそちらから
ご覧下さい→ こちらへ
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私は、その高校生の話を聞いて今までに感じたことのない
すばらしい心の感動に包まれ胸がいっぱいになり
熱いものが私の頬を落ちていきました。
その彼のお祖母さんは、毎日着物でしたが
良く考えてみるといつも同じような汚れた着物で
家の中の仕事をしてくれていたそうです。
そして、時々ご近所の方が「いつも同じものばかり着て・・・・・」と
いうようなことを祖母に言っているのを
聞いて自分で高校生のあいだに
色々なアルバイトをして貯めたお金があるので『どこに行っても
恥ずかしくない綺麗な着物をお祖母さんに着てもらい自分の
卒業式に来てもらえるのが夢なんです!』と目を輝かせながら言うのです。
そして『おばさん、僕はこれだけのお金しかないんだけどきもの買えますか・・・・』と
言って、ぼろぼろになった茶色い封筒から
お札や1円玉まで足して25万円を出されました。
その時、私はこの25万円はその金額以上の値のあるものと思いました。
「おばあさんに、どんな着物を着せて上げたいの?」と私が聞くと
彼がジーと店内を探して『これがいいと思います』といって
広げてみた着物と帯ははとてもとても素敵な着物でしたが彼の
貯めたお金では残念ながら、手の届くものでは有りませんでしたが
お店の社長さんに相談してみようと思いましたがあいにくの留守でお店には私一人。
まだ、今のように携帯電話もない頃でしたから
連絡の取りようも有りませんでしたが
私はその子の事を自分の子供のように思え
「私がなんとか、社長にお願いしてみるね」と言いましたがもし無理でも
差額は私がその子の為に払うつもりでした。
彼のおばあさんを思う心の美しさはは、私をそう思わせるに十分すぎるほどの感動でした。
『では、また明日来てみます』と彼は帰られました。
その日は、その高校生が帰ってからどうしても社長にお話したくて
社長のお宅へお邪魔しましてその日の出来事を
全部 奥様にも聞いていただきました。
すると、社長さんが「そうか、・・・・・25万も、いただけないな・・・・・・
草履やコートも選んでいただきなさい」と言っていただき
社長の奥様からは新品のかんざし、ショール、バックや
小物までその彼にプレゼントして下さいといただきました。
社長ご夫妻の、ご配慮にも感動してその日の私は家に
帰っても嬉しくて涙が止まらなかったのを覚えています。
感動の最終章 3へ つづく・・・・・
※ブログに書いている間も、私の涙腺は戦っています
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実は、前回の「母からのプレゼント・・・ 」も大泣きしちゃったんです
でも、素敵な涙です
ホームページも拝見しましたが、とてもあたたかい感じの
ホームページですね。
これからも、ちょこちょこ拝見します。
コメントありがとございます。
実は、このお手紙をいただいたとき
既に、私の涙腺は決壊してしまいました。
「人に歴史あり 人にドラマあり」ですね
また、これからもよろしくお願いします。