着物1枚に帯3本・・・今は5本?!
2013年 12月 05日
最近は、着物1枚に帯5本とも言われ、帯屋さんだと
着物1枚に帯10本ですよとも、冗談の範疇で話が出ます(笑
7日(土)まで開催中の
『日本人なら知っておきたい 帯職人の心を知る 文化茶話会』では
本当に、帯職人さんの楽しいお話を様々な角度から
聞くことができて楽しいです。
日本には、これだけコンピュータの時代になっても数百年も前から
真似することのできない、素晴らしい手仕事の技術が着物業界意外にもたくさんあります。
今回は、帯職人さんにいらしていただいているので
帯に特化した楽しいお話をしていただいています。
これは、有名なクリムトの柄を帯にしました。
こんな帯を結んで集まりに行くと
柄がきっかけで話が止まらなくなりそうですね。
ありそうで、あまり見ることのない胡蝶蘭の帯
胡蝶蘭は東南アジアの温かい地域のお花なので
昔は日本の気候では育たなかったので、古典柄にはない柄でした。
こちらの帯は月下美人
色使いが少ないところがポイントです!
この、立体感は写真では残念ながらあまり伝わりませんが見とれてしまいます。
最近は、色使いを減らした着物と帯をあわせ、小物の色使いで
着姿にメリハリを着けるおしゃれな方も多くなってきました。
この柄は「モスクワ唐草」
実際は、たくさんの色糸から織られているので
じっくり、そばでご覧頂きたいです。
こちらの帯はひょうたん文様
サイドにはなでしこを・・・・
残念ながら、画像ではお伝えできない、この帯のしなやかさ。
とても、結びやすいと思います。
カジュアルに、こんな帯もおすすめです。
見る方のイメージしだいで、色々な柄に見えてきます。
一枚あると大変重宝する帯ですね。
着物の初心者の方は、着物や帯を揃えるときにどちらかというと
着物の方の数を、揃えたくなる方が多いですが『着物1枚に帯3本』を
お忘れなく。
男性のスーツ姿でスーツは、日替わりだけど、ネクタイはそんなに変わらないとなると
どうでしょうか?
1枚のワイシャツに、数種類のネクタイを締めたほうが
バリエーションが広がりますね。
着物と帯の関係もそうなのです。
また、せっかくのいい着物にバランスのとれない帯を結んでしまうと
せっかくの着姿が台無しになってしまいます。
例えば、安い着物でもいい帯を結ぶとそれなりの格が出てきますが
いい着物に、安い帯を合わせると帯のグレードに着物が見えてしまうことがあります。
なぜ、帯にはそんな力があるのでしょうか。
それが分かるのも、今回のイベントかもしれませんね(^O^)
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茶話会は一日二回開催です。
(・13:30~ ・18:15~ 午前中はどのお時間でもお聞きいただけます)
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