小千谷(おぢや)の事なら島屋にお任せ!
2017年 05月 22日
札幌では5/28までのライラックまつりが
終わると、もうすぐ夏本番となります。
夏に活躍するきものといえば
絽、紗等の絹ものや綿、麻などが人気です。
この度、当店で
『とっておきの小千谷展』を
と き 5月 24日(水)~27日(土)の4日間
入場受付:午前10時~午後7時(午後7時までにご来店の方は午後8時迄)
ところ島屋店内特設会場
札幌市中央区狸小路8丁目11(南3西8)てに開催いたします。
併催:今年の夏こそオトナゆかたで!
(小千谷縮に麻地のグラデーション名古屋帯で夏kimonoスタイル。
正絹のリバーシブル帯締めに金魚柄の七宝焼きの帯留を合わせてみました)
”小千谷(おぢや)”と聞くと一般的に麻地の
小千谷縮(おぢやちぢみ)を思われる方が多いと
思いますが、小千谷織物事業組合が発行する証紙は
全部で4種類あり今回は、そのすべてをご紹介いたします。
上記の証紙は反物についています。
左上のブルーの証紙は、麻100%で証紙の中に
『縮』とあるのが分かると思うのですが
これは小千谷縮の証紙。
これからの夏季に 島屋では『小千谷縮』を
おすすめしています。
それは、わたくし店長が実際に自分で20年以上
着ていてたくさんのメリットを実際に感じているからです。
ちょっと思い当たるだけでも
・洗濯機でジャブジャブ洗える
・洗った後に、着物ハンガーにかけるだけ
・アイロン不要 ・すぐに乾く ・とにかく涼しい
・着物としてもゆかたとしてもお召いただける
・裾さばきがよくとても歩きやすい
・さらさらした素材なので、とてもたたみ易い
・シワになってもすぐに取れる
・洗えば洗うほど柔らかくしなやかになる
小千谷には縮以外にも、まだまだ素敵なものがあります!
右上のグリーン証紙は中に「紬」とあり
素材は絹100%。
右下のベージュ証紙は・・・
そうです、綿とありますので綿100%
そして左下のピンクの証紙は「織」とあります。
ピンクの証紙は上の3種類以外の素材を
表します。
例えば”綿麻素材”もピンク証紙となります。
(上記と同じ無地の小千谷縮に博多織の半幅帯でゆかたスタイルに)
着物スタイルでは夏の長襦袢に夏帯(お太鼓)
帯締め帯揚、足袋に夏草履スタイル。
こちらも、夏名古屋帯を合わせてkimonoスタイル。
この下の小千谷縮は当店オリジナルの墨流し染です。
世界に一枚だけです
ブログにはこの一枚のみですが
当店には他店では絶対にご覧いただけない
オリジナルの小千谷縮が
まだございますのでお楽しみに!
染め上がったばかりの写真で、まだ湯もみ・しぼ取りを
していないので、小千谷縮独特のしぼ感がほとんどありません。
これから、湯もみ・しぼ取りをして完成となります。
『とっておきの小千谷展』では完成品を
ご覧いただけます。
復習ですが、麻100%の小千谷縮の証紙は
以下のように、ブルーですのでお忘れなく!
そして、こちらのグリーン証紙は
絹100%表記で”紬”とありますので
業界では正絹(しょうけん)です。
小千谷紬に本紅型で有名な
知念初子さんによる紅型染めの九寸名古屋
この鮮やかな3原色は、本紅型染めの証。
お太鼓柄ではなく6通柄なので、着付け初心者の
方にも嬉しい帯です。
残念ながら、画像では伝わりませんが
小千谷紬ではありますが、触れてみると
『しなやかな麻帯』と錯覚してしまう触感です。
そして、こちらのベージュ証紙は良質な綿100%の
小千谷木綿。
年中、単衣で着れるのが木綿の特徴です。
金額も大変お手頃なのに、上質なので
CP(コストパフォーマンス)最高です!
近年大人気の木綿の着物として、名古屋帯、半幅帯のどちらでも
楽しんでいただけます。
そして、こちらのピンクの証紙はレアです(笑
注目していただきたいのは、他の3種類の証紙には
必ず素材が明記されていました。
ブルー証紙は麻100%
ベージュ証紙は絹100%
グリーン証紙は綿100%と・・・
ところが、このピンク証紙には何も書いていません。
それは、他の3種類以外の素材だということです。
ちなみに、この上の写真はの反物は
綿麻素材の紅梅地です。
それを松煙染したものです。
それに、珍しい藍GREENカラーのアタバックと
正絹博多織の鼻緒をすげた
カラー桐下駄です(他の色柄もあります)
上記の反物は小千谷縮。
帯は滋賀県の近江麻半幅帯。
そして、下駄は先ほどと色柄が違う
博多織はなおの桐下駄に
籠バックを合わせてみました。
いずれも、一点限りです。
こちらも小千谷縮。
シンプルに生成の楮(こうぞ)の名古屋帯を合わせてみました。
楮とはクワ科の植物で和紙の原料にもなっています。
小千谷縮のいいところは、色柄によっては
男女問わずお召いただけます。
写真上は半幅帯スタイルに下駄で
女性のゆかたスタイル。
帯は注染
写真下は沖縄県の伝統工芸品の
首里花織(手織)の角帯(男帯)に
正絹博多織はなおの男下駄と
竹素材を編み込んだ信玄袋。
今回アップしました商品は
『とっておきの小千谷展』に出品する商品の
本のごくごく一部のみを、ご紹介いたしました。
他にも小千谷・オトナゆかたにぴったりな半幅帯特集や おしゃれ下駄にアタバック日傘も!
そして琉球絣や逸品を限定特別価格でほんの一例
<売切れご免>
・夏大島紬
・絽小紋
・夏牛首
・本場大島紬(泥染め、地アキ 9マルキ)
・二重紗訪問着
・ 西陣手織夏帯
・その他 単衣、袷用のお着物、帯・・・etcも豊富に格安でございます。
当店は一切、囲い込み販売、押し売り販売は致しておりませんので
初めての方も、お気軽にご来店くださいませ。
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